- 胃内視鏡
(胃カメラ)
- 食道・胃十二指腸のポリープや潰瘍、がんなどの病気の診断・治療を行います。
ポリープや早期胃がんの内視鏡的切除治療も行います。 早期胃がんの内視鏡的粘膜切開剥離術(ESD) 20年前より、九州のさきがけとして行っています。
現在、県内以外にも、福岡など九州他県、四国からもご紹介いただいています。
過去10年間、治癒切除術100%です。
- 大腸内視鏡
(大腸カメラ)
- 大腸のポリープや潰瘍、がんなどの病気の診断・治療を行います。大腸ポリープ、大腸がんの内視鏡的切除治療も行います。
- 膵胆道内視鏡
(膵胆道カメラ)
- 膵臓や胆道の病気の診断・治療を行います。内視鏡治療による結石の除去なども行います。
膵・胆道内視鏡検査・ERCP
乳頭切開術(EST)、乳頭バルーン拡張術(EPBD)などを症例に応じて施行しています。
切除胃症例に対する検査・処置も積極的に行っています。パスを作成し、安全・確実な治療を提供できるように努めるとともに、時間外の緊急処置にも対応できる体制を整えています。
- 気管支内視鏡
(気管支カメラ)
- 肺や気管支に病気の疑いがあるときの確定診断を行います。
PEGセンター 胃ろう造設
当院では、日帰りのPEGから、パス形式で全身チェックを行って補給栄養が安定するまで管理してお返しをするPEGまで、ご希望に応じた造設を行っています。
また、術後の栄養の増やし方からチューブの交換時期、胃ろう周囲のスキンケア、定期フォローやトラブル時の相談もお受けしています。
- 詳しくはこちら
- PEGセンター 胃ろう造設
感染対策(内視鏡洗浄器)
当院で考案した三連式内視鏡洗浄器(当院にて国際特許取得済)を用い、内視鏡学会の「内視鏡機器洗浄・消毒ガイドライン」に沿った適切な洗浄を行っています。
この分野では、全国の上位19施設に選ばれています。
- 当院の内視鏡研修手技については、「2005年日本プライマリ・ケア学会総会」にて最優秀論文に選ばれています。
- 当院の内視鏡技師は、「九州・大分消化器内視鏡技師会」の役員を務めるとともに、全国講演を行うなど活躍しています。
組織
独立した部門として、手術室の管理下にある。
特徴
- 1.
- 広いスペースを確保しているため、検査室は余裕を持った配置となっている。
- 2.
- 上部・下部兼用一室、膵・胆用一室からなっている。
- 3.
- 1980年代から食道・胃の切開EMRを中心とした治療内視鏡を症例によっては手術室で行なっている。
なお、すべての部屋に電動ベッドを置いている。
- 4.
- 大腸内視鏡は、基本的に無透視下、無麻酔、一人法である。
- 5.
- ファイリングシステムを導入している。
また、内視鏡室専用パソコンにてEMR後中断チェックや他施設との情報交換を行っている。
- 6.
- 当施設で国際特許を取得した内視鏡洗浄器を使用して検査間も含め全例消毒を実施している。
室内の揮発した消毒薬濃度は米国の安全基準を全てクリアしているが洗浄スタッフはゴーグル・マスク・エプロン・手袋などを着用している。
- 7.
- 大腸内視鏡検査の前処置の際に使用するトイレを設けており、ウォッシュレットつきのトイレである。
- 8.
- 鎮静剤の使用は症例ごとにアンケートをとり、本人の希望を重視している。使用の際は車の運転を禁じるなどの情報提供をしている。また、鎮静剤使用の検査に際して血管確保、血中酸素モニタリングも全例行なっており、検査後はリカバリー室も用いている。
- 9.
- 咽頭麻酔は、歩きながらでも可能な「キシロカインドロップ」を作成し使用している。
- 10.
- PEGセンターを設立し、全九州下を対象とした公開講座を開催しており、胃ろうトラブルには24時間のバックアップ体制をとっている。
詳しくはこちら> PEGセンター 胃ろう造設
- 11.
- 内視鏡の研修希望医を見学中心ではあるが全国から受け入れている。
スタッフ
- 医師
- 指導医1名、専門医2名、その他スタッフ4名
- 内視鏡技師
- T種2名 U種0名
- 看護師
- 常勤3名 非常勤1名
- 助手
- 1名
実績
- 上部消化管
- 平均2,000件
- 下部消化管
- 平均500件
- 腹腔鏡
(但し手術室で施行)
- 平均10件
胃瘻学習会のご案内
毎年恒例の冬季胃瘻学習会を下記の日程で開催いたします。今年は、前編・後編に分け、後編は夏季に行う予定です。皆様ご参加いただけると幸いです。
- 日時
- 2015年2月25日(水)13:30〜15:00
- 場所
- 大分健生病院 プレハブ2F
- 詳しくはこちら
- 胃瘻学習会のご案内