予防接種|小児科

予防接種は、病気に対する免疫力をつけるために必ず接種しましょう。

  • 予防接種は診療時間内に診療と並行して行います。乳幼児の方は、乳児健診の時間に一緒に接種することもできます。
  • 母子手帳をご持参ください。
  • 接種時期が過ぎた場合も任意(有料)で接種できます。
  • 医療生協に未加入の方も、初回接種時ご利用時に
    ご加入いただければ、組合員価格で接種することができます。
詳しくはこちら
組合員になるには

当院で接種できる予防接種

ご予約は097-558-5140まで。
未来院の場合はキャンセルとなります。

予防接種は小児科診療時間内に診療と並行して行っています。
夕方は16時までにお越しください。予約なしで受けられるのは、定期接種に限ります。

予約が必要なワクチン

子宮頸がんワクチン(予約要)

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年〜高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。(厚生労働省ホームぺージより抜粋)

接種を検討されている方はこちらをもお読みください

1.
小学校6年〜高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ PDF
2.
新しい子宮頸がんワクチン(9価)を公費で接種できるようになりました(定期接種) PDF
3.
平成9年度生まれ〜平成18年度生まれの女性へ 「HPVワクチン」の接種機会を逃した方も9価のワクチンを公費で接種できるようになりました(キャッチアップ) PDF
4.
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について

これまで当院では、サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)の接種をおこなってきましたが、接種されたお子様は特に大きな副反応は出ていないと思われます。接種の痛みにより失神、ふらつきが数例おられました。休んでいただいて軽快、帰宅されています。子宮頸がんワクチンは原則予約となっております。3日前までにご予約をお願いします。(2023.4.10院長 酒井)

当院でのシルガード(9価ワクチン)接種について

電話予約受付
2023年4月3日より、初回接種を受け付けております。
接種間隔
◎15歳以上:3回接種
2回目:1回目と2か月以上の間隔を空ける
3回目:1回目と6か月以上の間隔を空け、2回目と3か月以上の間隔を空ける

◎9歳以上15歳未満:2回接種
2回目:1回目と6か月以上の間隔を空ける

すでにガーダシルを接種している方で、混合接種を検討されている方へ

  • ガーダシルを接種したい方
    これまでどおり(ガーダシル)を接種することは可能です。
    予約時に(ガーダシル)とお伝えください。接種当日の変更はできません。
  • どちらを接種したらよいか悩んでいる方
    受診して医師に相談することができます。
    どちらを接種するかを決めた時点で予約を行いますので、接種は後日となります。
  • (シルガード9)を希望する方
    予約時に(シルガード)とお伝えください。

おたふくかぜワクチン(予約要)

ワクチンを接種することで高い予防効果を発揮します。副反応を少なくするためにも1才台、早めの接種をお勧めします。MRワクチン同様、定期接種化、2回接種が望まれます。

対象者
生後12ヵ月〜生後24ヵ月に至るまでの間
料金
大分市は有料

インフルエンザ(予約要)

接種時期は11月〜12月頃の予定(予約要)
インフルエンザワクチンの後に他の予防接種を受ける場合は1週間以上開けてください。
※13歳以上は1回接種。
※13歳未満は2〜4週あけて2回接種を推奨。

予約不要なワクチン

BCGワクチン

BCGは結核の生ワクチンです。

対象者
1歳に至るまでの間にある者
接種方法
生後5月に達した時から生後8月に達するまでの期間を標準的な接種期間として、1回接種する。

二種混合(DT)ワクチン

二種混合(ジフテリア破傷風混合トキソイド、DT)ワクチンはジフテリアと破傷風の発症を予防するのが目的です。

対象者
11歳以上13歳未満
接種方法
ジフテリアと破傷風の第1期の予防接種として四種混合(DPT-IPV)ワクチンまたは三種混合(DPT)ワクチンを接種した人に、第2期の予防接種として1回接種します。

四種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ混合ワクチン)DPT-IPV

不活化ポリオワクチンと三種混合ワクチンがいっしょになったワクチンです。
生後2か月から生後90か月(7歳半)に至るまでに、合計4回接種します。

対象者
生後2か月から生後90か月に至るまでの間にある者
接種方法
  • 第1期初回
    生後2月に達した時から生後12月に達するまでの期間を標準的な接種期間として、20日以上の間隔をおいて3回接種する。
  • 第1期追加
    第1期初回終了後6月以上の間隔をおいて1回接種する。

麻疹風疹混合(MR)ワクチン

1期については1歳になったらすぐに、2期についても対象年度の早期に接種することをおすすめします。

対象者・
接種方法
  • 第1期
    生後12月から生後24月に至るまでの間にある者
    生後12月に達してすぐに1回接種。
  • 第2期
    5歳以上7歳未満の者で、小学校就学前の1年間1回接種。

水痘ワクチン(水ぼうそう)

対象者
生後12月(1歳)から生後36月(3歳)に至るまでの間にある方
接種方法
2回の接種を行うこととなっており、1回目の接種は標準的には生後12月から生後15月までの間に行います。
2回目の接種は、1回目の接種から3月以上経過してから行いますが、標準的には1回目接種後6月から12月まで経過した時期に行うこととなっています。

ヒブワクチン(Hib)

細菌性髄膜炎を予防するワクチンです。
麻疹風疹、三種混合、BCG、日本脳炎、肺炎球菌ワクチンと同様に「必ずやっておきたい定期接種」です。 細菌性髄膜炎は、決して珍しい病気ではなく、生命に関わる危険や後遺症などを考えるとワクチンで防いでおくのがよいと思います。 またHib感染症には高熱やオットセイが吠えるような咳(クループ)症状に似た急性喉頭蓋炎もあります。

対象者
生後2月から生後60月に至るまでの間にある者
接種方法
◎初回接種開始が生後2月から生後7月に至るまでの間にある者の場合
初回:生後12月に至るまでの間に、27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をおいて3回接種する。
追加:初回終了後7月以上の間隔をおいて1回接種する。

◎初回接種開始が生後7月から生後12月に至るまでの間にある者の場合
初回:生後12月に至るまでの間に、27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をおいて2回接種する。
追加:初回終了後7月以上の間隔をおいて1回接種する。

◎初回接種開始が生後12月から生後60月に至るまでの間にある者の場合
1回接種

肺炎球菌ワクチン

乳児期より保育園など集団生活をするお子さんにとってヒブワクチン同様、とても大切なワクチンです。
ワクチンを接種すると肺炎、髄膜炎にかかりにくくなります。中耳炎も重症化しにくくなるようです。肺炎球菌による菌血症はかなりの頻度でみられます。保育園に通っている経過の長い鼻水、咳のお子様が突然、高熱〜40℃でぐったりして病院に運ばれてきます。白血球や炎症反応が強く、髄膜炎と区別を要したり、中耳炎や肺炎を合併していることもよくあります。なお副反応で発熱が多い印象があります。(37〜39℃まで 20%程度) 秋になり、かぜのお子さんが増えています。発熱しているとき、肺炎になっているんじゃないか、その心配をほぼなくしてくれる夢のワクチンです。乳児にインフルエンザワクチンを接種するなら、このワクチンもお忘れなく。

対象者
生後2月から生後60月に至るまでの間にある者
接種方法
◎初回接種開始が生後2月から生後7月に至るまでの間にある者の場合
初回:生後24月に至るまでの間に、27日以上の間隔をおいて3回接種する。ただし、2回目の接種が生後12月を超えた場合、3回目の接種は行わない。
追加:初回終了後60日以上の間隔をおいて、生後12月に至った日以降に1回接種する。

◎初回接種開始が生後7月から生後12月に至るまでの間にある者の場合
初回:生後24月に至るまでの間に、27日以上の間隔をおいて2回接種する。
追加:初回終了後60日以上の間隔をおいて、生後12月に至った日以降に1回接種する。

◎初回接種開始が生後12月から生後24月に至るまでの間にある者の場合
60日以上の間隔をおいて2回接種する。

◎初回接種開始が生後24月から生後60月に至るまでの間にある者の場合
1回接種

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスは乳幼児の重い嘔吐下痢症の原因ウイルスです。
頻回な下痢、嘔吐がみられ、点滴や入院になる症例をよく経験します。治るまで1週間近くかかります。ワクチンを接種したお子様は、今のところ本当に重篤な感染例が出ていません。 当院ではロタテックを採用しています。お金はかかりますが、ぜひ受けてほしいワクチンです。

対象者
生後6週から24週または32週までの間にある者
接種方法
生後6週から32週までの間に合計3回接種(初回接種から27日以上の間隔をおいて1回、2回目接種から27日以上の間隔をおいて合計3回)
※1回目は生後14週6日までに受けてください。
※生後15週以降の初回接種については、安全性の観点からお勧めしておりません。

日本脳炎ワクチン

日本脳炎を予防できるワクチンです。

対象者
第1期:生後6月から生後90月に至るまでの間にある者(標準的な接種開始時期は3歳)
第2期:9〜13才未満
接種方法
第1期初回:3歳に達した時から4歳に達するまでの期間を標準的な接種期間として、6日以上の間隔をおいて2回接種する。

第1期追加:4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種期間として、第1期初回終了後6月以上の間隔をおいて1回接種する。

第2期:9歳に達した時から13歳に達するまでの期間を標準的な接種期間として、1回接種する。

※過去の積極的勧奨の差し控えにより合計4回の接種が完了していない人は、特例措置により、接種を受けることが可能となる場合があります。詳しくは大分市保健所保健予防課(097-535-7710)

B型肝炎ワクチン

対象者
定期接種(1歳未満)
接種方法
接種回数:3回 
接種間隔:4週間隔で2回、更に1回目から20-24週を経過した後に1回 

お問い合わせ・ご予約

大分健生病院 TEL097-558-5140(大分健生病院 代表)